In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

言葉の話

こんにちは。短期間でもイタリアで走ってみたいよって方は気軽に声かけてくださいね。出来る限りのお手伝いはしたいなと思っています。もちろん旅行でも構いません、一度イタリアの美しい風景を観に来てください。そんなところで今日は、言葉のお話です。そこまで堅〜い話ではないので気楽に読んで頂きたいです。

 

語学の本質というのは対話ですが、勉強する上で大切なのは「文法や単語の暗記」と「コミュニケーション(対話)」の両立だと思っています。車で言えば「暗記」はシャーシ、「対話」はタイヤです(たいわ、タイヤ、で韻を踏みたかっただけです)。シャーシの性能がどれだけ良くてもタイヤが悪ければ性能を持て余しますし、どれだけタイヤが良くてもシャーシがお粗末なら良い走りはしません。偶に「ヤバイ」の一言で全てを解決する怪物がいたりしますが…コミュニケーションが成立してるとは言い難いでしょう(笑)。

記憶分野に関しては勉強した分だけ上達して行きます。コツは、その日学んだことで3つ以上、例文を自分で作ることです。これでかなり単語の暗記力は上がったと思います。ですが、どうしてもコミュニケーションについては、ノートにへばり付いて演習しているだけではいけません。話す相手が必要ですよね。コレを読んでくれている方の中にも「テストは点数良かったんだけど全く話せなかった(聞き取れなかった)」という方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?それに対して一番手っ取り早い話は教室に通ったり、外国人の友達を作ることですが人によってはハードルが高いので、効果的なのは映画や音楽です。字幕や歌詞を見ながら何を言っているのかを聞き取って理解できるようにします。聞き取れたら会話の場面ではそれに答えるだけなので、そこから先は先ほども言ったように、暗記分野が活躍します。

わからない表現や単語が出てくれば調べることで(Google翻訳はダメです)、バランスよく力をつけることができると思います。僕は文法表現などはこれを使って勉強しています。

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何故これにしたかというと表紙がフェラーリだったから(今日はクルマ関連の単語が多いですね)です(笑)。本当に中身もパラパラっと見ただけであまり吟味せずに買ったのですが、入門書と書いておきながら結構広い範囲でカバーしてくれているので結果的には良い買い物だったなと思っています。

 

ここまで長々と書きましたが話す相手が人であれば、100%正しい文法と単語でなくとも、まず相手に伝えたいことを言ってください。極端な話をすれば、全ての単語を一つ残らず覚えていれば、文法を知らなくとも95%正確な情報を伝えることは出来ると思っています。そして、正しさに縛られるがあまり黙りこくってしまうのが一番ダメなケースです。

最近は「ポケトーク」をはじめとした同時翻訳ツールもすごい進化を遂げています。こういうツールを使うのもアリだと僕は考えています。そもそも言葉って相手に意思を伝える道具だと思っているので。

 

なんか色々書いていたら長くなってしまいましたが「今日から使える!ひとことイタリア語!」のコーナーです。今日もレストランなどで使える一言。イタリアのレストラン、本当に量が多いです。そんな時に…

 

Basta(バスタ)…十分です。足りています。

 

食べ終わると「他に召し上がりますか?」と聞かれます。お腹が一杯ならこれを言って断ってください。

 

では今日は長くなってしまいましたが、この辺で終わります。チェック&シェアよろしくお願いいたします!