In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

レース(EXTRA GIRO)

こんにちは。今年の梅雨は長かった上に、割としっかり雨でしたね。ここ数年は降る降る詐欺のようで、天気予報をあてにしてたら、ロクに走りに行けなかったり、装備を間違えたりしてたんですが、今年は中々手強かったです。かくいう僕も一度だけ風邪をひいてしまいました、出国3日前に(何やってんだおめぇ、って感じなんですが。熱があったら飛行機乗せてくれないので)。

 

さて本題に入りましょう。レースの前日にWhatsAppというチャットアプリ(ヨーロッパでのLINE的な)で「お前、明日レースな」って伝えられ、そのままレースへ。以下、レース情報です。

 

EXTRA GIRO:Tipo Pista

コース:1.2km*20周回(5週おきにスプリントポイント)

1〜4ヒートに分けて各30人ほどでレースを行う。各ヒートの上位8名は決勝に上がる。

 

とまぁ、舞洲クリテかよ、みたいな、慣れてるといえば慣れているが、一番苦手な部類のレース。しかも雷が響く大雨の中スタート。ていうか、こっちは雷鳴ってようが通常運行なんですね。

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真ん中に見えるのはあのNTTサイクリングチームのトラックです。

NTTのコンチネンタル(旧ディメンションデータのディベロップメントチーム)やイタリアU23ナショナルチーム、あとは自分たち含めコンチネンタルクラスのチームがポコポコと見受けられる。1週間ローラーしかしてないのに大丈夫かな…と半ば不安になりながらも私は第4ヒートで出走。僕の組も25人が出走。

1周目から爆上がり、距離も短いのでみんな後先考えてない。変な落車やトラブルを避けたかったので、ファーストアタックに便乗して周回をこなす。あれ?なんかイケるやんと思い、体力を温存しておく。スプリントポイントは狙わず、逃げがつかまる。そこからアタックが散髪するものの決定打には至らず、10周回が終了する。そこでペースアップが起こり集団が二分される。前のパックに入っていたのでことなきを得たが、そこからはペースが落ちることなく最後のスプリントポイントも終了する。この時3、4着くらいで名前が呼ばれているのが聞こえた。「マーアラ?ナ、ナオごにょごにょ…」みたいな。もう慣れました(笑)。それが聞こえる程は余裕を持てていたので、ラスト三周でアタック、うまいこと5人くらいの逃げが決まれば勝機も見えてくる、と思いましたが1人しか釣れず、1周と半分たたずに吸収されてしまう。

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ファーストアタック。6人ほどの逃げ(前原は写真左側)

ラスト一周の鐘がなり、集団は20人いないくらい、最後に向けて位置を上げるが、もう一踏ん張りが足りずに集団で雪崩れ込みのゴール。上位8選手は決勝があるので写真判定だったが、届かず。10番台ということだけはわかりました。

 

今回、苦手なレース形式で、25kmという短い距離でしたがまず完走ができたこと、僅かながらもレースを動かす位置に入れたことは自分の中で評価したいと思います。体重51kgしか無い中での平坦での戦い方、現状のパワー不足をどう補うか、次に向けた課題も見えてきました。レースがなかったので不安の中手探りの練習でしたが、メニューに従い着実に力がついているのが実感できました。

 

次回のレース予定ははっきりとわかっていません。コロナウイルスの関係で、開催可否が1週間、5日前までハッキリしないというのが普通にある状態なのです。

 

では今日はここまでにします。チェック&シェアよろしくお願いいたします!