In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

イタリア語の話

こんにちは。実はこの最初の一言とか時事物の話の部分を考えるのに一番時間食っている気がします(笑)。今日は予告していた通り、今後のイタリア語講座を分かりやすく、より詳しく知ってもらうためにも文法事項の基礎の基礎を知ってもらいたいと思います。早速いきましょう!

 

〜名詞〜

ラテン語が語源である言語には女性名詞と男性名詞という区別がなされます。フランス語やスペイン語なんかもこの類ですね。下にまとめて書きます。

 

女性名詞 単数系:La〜(例:La gatta)…雌ネコ

     複数形:Le〜(例:Le gatte)…(複数の)雌ネコ

男性名詞 単数系:IL〜(例:IL gatto)…雄ネコ

     複数形:I〜(例:I gatti)…(複数の)雄ネコ

 

 基本的には語尾がa なら女性単数、e なら女性複数、o なら男性単数、i なら男性複数で、Amici(友達)のように母音で始まる単語はL’amici のように短縮されて使われます。他にも、特殊な形(覚えるしかない例外)もあります。それがこちらです。

 

Il sole…太陽(男性単数)

La canzone…歌(女性単数)

 

あれ?どちらもe で終わっているのに女性複数じゃないですね…そう、この類の単語は覚えるしかないのです(汗)。他にはLatte(牛乳)なんかが代表的です。

 このようにイタリア語の名詞句には「性数一致の法則」が働いています。一部、不可算名詞という単数複数の区別のない単語があったり、特殊な変化をする例外があったりします。特に日常生活でしょっちゅう使われる言葉ほど、使いやすい形へと変化を遂げています。これらは我々日本人には馴染みのない表現ですので、初めは少し苦労するかもしれません。

 

〜主語〜

続いては主語ですね。英語でいうところのI am やyou are にあたる部分です。一気に行きますよー

 

Io sono…私は

Tu sei…君は

Lui/Lei/Lei è…彼/彼女/あなた(敬語的)は

Noi siamo…私たちは

Voi siete…あなた達は

Loro sono …彼らは(あなた方は)

 

Leiには彼女という使い方(英語でいうところのshe)と敬語的な意味でのLeiがあります。話しているとすぐにわかるので問題なしです。Loroの「あなた方」にカッコを付けたのは使う機会がほぼゼロと言っても過言ではないからです。ですが一応ということで加えました。これらがessere動詞という、英語でいうところのbe動詞ですね。このような形で変化します。これらは、丸暗記です。

 

他にも沢山の文法事項はたくさんありますが、まず上記の2つを知っていただけると、今後のイタリア語講座の際に役立つことがあるかもしれません。もちろんこれまでの会を見直していただくと、より理解が深まると思います。

意外と簡単じゃないか?と思った方も、難しいなと思った方もいるかとは思いますが、今後もイタリア語講座は続けていこうと思います!会を重ねるにつれて使用頻度は落ちていくとは思いますが、自転車でよく使う言葉、フレーズ、旅行で役立つ単語など極力実践的なものにしたいと思いますので、まぁ最後だけでも構わないので引き続きブログを読んでいただけると、僕のブログを書く活力にもなります。何を偉そうなこと言ってんだと思われるかもしれませんが(笑)。1人でも読んでくださるならその1人のために書いていきたいと思います。本当に閲覧数が0になればヒッソリとやめていくと思いますが。。。

 

では今日は頭使う内容だったので眠たくなった方もいるはずなので(僕が眠たくなってます)、イタリア語講座はお休みして、また明日の更新をお待ち下さい。では引き続きチェック&シェアよろしくお願いいたします!