In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

今後の動きについて

こんにちは。ストラーデビアンケが延期となり、ミラノ〜サンレモも延期、両方とも9月以降、10月開催が濃厚だと書かれていました。余談ですがミラノ〜サンレモがこれまで中止になったのは第一次世界大戦の際と、第二次世界大戦の時だけらしいです。そんなことからも今回の事態の深刻さが伝わってくると思います。個人的には観客をスタートゴールの付近に入れないようにすればいいんじゃないかな?と思いますが、観る側よりも走る選手側のリスクを考えれば中止は妥当な判断だったのかなと思います。選手は世界中でレースを行うので、彼らがいろんな国に病気を持っていかないという保証はできないわけですから。

 

そんな訳で昨日、お隣ロンバルディア州が完全封鎖、渡航禁止勧告という事が発表されました。ヴェネト州ロンバルディア州ほど大きな集団感染は起こっていないですが、いくつかの街や自治体が同時に封鎖され、ヴェネト全域に及ぶ完全封鎖も時間の問題かなと思っています。そうなると恐らく練習も出来ないという状況になりかねないので、一旦の帰国を考えているのですが、日本でも感染拡大していますし、このままだとイタリアが日本からの航空機を受け入れないという決断に踏み切るリスクもあるわけで、どうしようかというところであります。

 

ルームメイトは2人とも帰国の方向で動いてるようで、まぁ2人は帰る方が安全なので分かるのですが僕は正直帰っても帰らなくても同じリスク、ということは練習の可否に左右されるわけです。

総合的に判断して、決定するのはここ数日以内かなと思っています。極力帰らずに済む方向に進んで欲しいですが、こればかりは何とも言えず、普通に過ごして待つしかありません。今は普通に練習できているので、このままなら帰らず、当初の予定どおり動くつもりです。

感染者の絶対数が決して高いわけではないですし(感染速度は異常ですが)、重篤化しているのもお年寄りがほとんどで、そこまで恐れてはいないですが、世界的な流れになってしまったので仕方ないでしょう。

以上です。皆様も予防を徹底してくださるようお願い申しあげます。