In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

暑さ対策〜歴史的猛暑のイタリアから〜

こんにちは。イタリアを含む欧州でも再びコロナウイルスの感染が広がってきております。お隣フランスやドイツのこともニュースになっていて、もちろん日本でもここ1週間ほどは連日ニュースになっている状況です。欧州の場合は、厳しかったロックダウンや外出規制、商業活動の停止から、今では国境が開き夏のバカンスは例年通り楽しめるといった環境になり、反動的なものもあると思います。

ここイタリアでも国家緊急事態宣言が10月15日まで延期され、8月中旬からは大幅に航空便を減便する意向とのことです。屋外での活動に関してはまだ何も言われていませんが、第二波のような状況になればまた以前のように逆戻りです。それだけは避けたいみたいなので(経済的にも)早めの処置といったところでしょうか。

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暑さでアレーナ周辺も人がまばら

 

では今日はタイトルにあります通り、イタリアでは100年に一度の猛暑と言われ、日中の気温が36℃を超える日が続いています。日中走るのが危険なレベルなのでそろそろ午前で練習を済ませられるように少しだけ起きる時間を早めていこうと思います。日本のようにそこら中にコンビニや自販機があるわけではない(というか自販機なんか空港と駅、中心街以外の場所では見ません)ので、ボトルはダブルボトル、補給食も気持ち多めに持っていかなければなりません。山中では湧水の出る蛇口があるので、そこの位置を把握しておけばある程度のマネジメントは可能ですが、大は小を兼ねるということで、余分くらいの用意でちょうどいいです。皆様も、海外で走る際は準備はしすぎくらいでちょうどいい!というのを頭の片隅に置いていただければ幸いです。

個人的な暑さ対策として用意しているものが

 

①ミネラルを多く含むドリンク

②同じく塩分のある補給食

③スタート前の日焼け止め↓

 

naoyuki-giapponitalia.hatenablog.com

 

④掛水用の真水

 

①に関してはスポーツ用のドリンク剤であったり、市販のゼリー飲料、麦茶など手軽に手に入れることが可能です。ですが、糖分が多かったり、味が濃いと一度に飲みすぎたり、吸収率も悪くなってしまいますので気をつけてください。あと、飲むときは15分〜20分に一度一口程度ですますのがコツです。

②は、おすすめはバナナですね。カリウムが多く含まれているので足がつりにくくなったり、熱中症予防に効果的です。汚れることや後始末が大変なら、スーパーやコンビニで買えるバーなどをみて、カリウムやミネラルの多く含まれているものを選んでください。同じくこれもゼリーなどで代用可能です。こちらはポケットに入れる前提で、比較的エネルギーの多いものを選ぶとなお良いでしょう。個人的にはウエハース系のバーはやめた方がいいです。口の中の水分を全て持っていかれます。むせると更に地獄絵図になります。

③、アグレッシブデザイン一択。過去記事を参考にしてください。

④の真水は、ミネラルウォーターでも水道水でも構いません。飲めて、首や頭などにかけると、風に当たって、皮膚から体温を奪ってくれるので快適です(混ぜ物をしてるドリンクをかけてしまうとベタベタになったり、異常な異臭が漂い社会的イシューになってしまいます←これが言いたかっただけです)。

 

異常が対策として欠かさず行っていることです。ボトルも普通のボトルよりかは保冷機能のあるやつで、氷などを入れて低い温度を保てる方がいいでしょう。冷たい方が吸収も良くなりますし、気分的にもリフレッシュさせることが可能です。

 

コンビニなどで休憩がてら何かを食べる時も、少し塩分の多いものをとっても大丈夫ですが、あまりに塩分量が多いと余計に水分を必要としてしまい、体内の血液濃度が薄くなった結果返って熱中症の危険が高まってしまったり、下痢などの原因にもなります。前述したように、こまめな補給が大事になってきます。一気食い、一気飲みは破滅へまっしぐらです。

 

いかがでしたでしょうか?梅雨が明け一気に暑くなり、そして長いこと室内練習で必要なエネルギーなどが分からないまま外へ出て一気にコンディションを崩してしまうと本末転倒になってしまいますので、暑い夏はいつも以上に神経質になりながら頑張っていきましょう!今日はここまでです。引き続きチェック&シェアよろしくお願いいたします!