In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

コロナで変わった事〜生活編〜

こんにちは。ここ2日ほどは曇りがちで、時折嵐がやってくるような気候です。おかげでとても涼しいので助かってますがその気温差に圧倒されてしまいます。晴れている日が続けば最高気温は38℃に到達する日も稀ではないのですが、日が隠れると最低気温は17°C、最高気温も23℃と正直寒いくらいです。ヴェローナの緯度で調べてみたのですが、北海道の北端くらいなので、まぁそれくらいの気温でもおかしくは無いなという印象です。

 

はい、前置きが長くなってしまいましたが今回は、コロナで変わった事〜生活編〜というわけで書いていきたいと思います。

まずは大きく変わったなと思ったのが、公共施設や設備の衛生管理、ソーシャルディスタンス関連です。駅や空港でも、カフェ等軽食スペースの机やゴミ箱の清掃頻度が上がり、トイレでも常にアルコール消毒用のウェットティッシュが常備されるようになりました。入国管理でも従来のオートコントロールは停止し、入国制限に基づく厳重なチェックが行われています。並んでる間も警備員によるソーシャルディスタンスの確保が促されます。そのせいでとても列が伸びるのが難点でした(ソーシャルディスタンスの確保は促されるが、列の最後尾や並びに関してはガイドラインもなく警備員もノータッチ)。

スーパーや郵便局、薬局でも一度に入店できる人数が決められ、感覚的にはある曜日に人が殺到するということもなくなったのが良かったかなと思います。その他、コロナ対策の看板が設置されたり、随所に対策が組まれています。日本ほどの多さではないですが、皆がマスクを着用するようにもなっています。とは言っても屋外では腕に着けていたりするので効果としてはいかがなものかな…と思うことはあるのですが(笑)。

 

家でも生活の仕方が、変わり、これまでは共用で使っていたものを個別に分けて使ったり、トイレの便器やドアノブなどはこまめにアルコールで消毒したりしています。練習から帰ってきたらまずアルコールで消毒して、すぐにシャワーです。

僕がイタリアについてから隔離生活を送っているうちは、プラスチックの皿とコップで、一度使えばそのまま捨てるという対策でした。洗い物がめんどくさい時は今でもそうしています。

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1日何回塗り込んでるかわかりません

もはや別の病気になるんじゃないかってくらいアルコールを使った衛生管理を行っていますが、これもチーム内での感染予防、外部との接触を減らす努力もしています。チーム内でこうした管理が徹底できているのも良いチームである証なのではないかなと思っています。コロナ対策で良かった部分は収束後も続けていきたいものですね。

 

いろんな事情があると思うので一概に断言することは間違っていると思いますが、正解がわからない中では欧州のように緊急で法が施行される、というスタイルが早期の感染者減につながったのではないかなと思っています。アメリカや日本のように法案が通るまでのタイムギャップで感染者が急増してしまうと、放物線的にグラフが上がっていき、あらゆる場面で悪影響が生じてしまうことになります。

 

これから数年は何かと大変になると言われていますが、頑張って生き残っていきましょう。今日はこの辺で終わります。ありがとうございました!