In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

雨の話

皆さま長らくお暇(ヒマじゃない、イトマ)しておりました。約1週間、お盆休みではなく、何故かどのデバイスからもブログページへのアクセスが出来ず、設定を色々といじってやっとアクセスできました。今回は、だいぶ前に下書きとして書いていた半紙を完成させました。ちょっと、ネタが尽きています(苦笑)。

今回は雨の話…まず初めに、熊本県を初めとした豪雨災害に被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げると共に、1日も早い復興をお祈りいたします。

 

梅雨は過ぎ去ってしまいましたが、オールウェザースポーツである自転車競技は、雨の中でも戦わなければなりません。ですが、雨の中トレーニングに出かけるの、億劫に感じる人は多いのでは無いでしょうか?

自転車に限らず、お仕事や通学シーンでも一年でたくさん雨の日があります。ですが今回はトレーニングという面でお話ししていきます。

 まず、なぜわざわざ億劫な気持ちを振り切り、トレーニング後の洗車、洗濯の手間、諸々の負担を覚悟した上で雨の日も走りにいくのか?という問いに対する僕自身の答えは以下です。

・雨天時のベストなタイヤ空気圧の把握

・装備面での不安要素の払拭

・ライドフィーリングの確認

・精神的な安心感

・トレーニングスケジュール的な問題

以上の5つが挙げられます。

一つ目のタイヤ空気圧に関して、やはりどのタイヤもドライとウェットでは走行感は変わってきます。路面の滑りやすさも雨の日の方がスリッピーですし、ウェットでは滑りやすい危険なタイヤというのも存在します。では自分の使うタイヤは雨の日にどのくらいの空気圧だとどこまでグリップするのか?そもそも雨天時に使わない方が良いのか?そのような事を把握しておく事で、未然に落車や勝負所での不利になる要素を排除することができます。くれぐれも、無理は禁物ですが。

 

二つ目の装備に関して、練習とレースでは少し異なってくることがありますが、レースを前提としたトレーニングであれば、体温の奪われ方、気温を考慮してどの服装で行けばいいのか(ジャケットを選ぶべきか、防水ジャージがあればいいのか等)、ワセリンや保温ジェルなどは塗った方が良いか?といったこと。補給はどのようなタイプのものを選べば雨の影響少なく補給ができるか、必要な水分などそういったことを考えています。

 

三つ目のライドフィールに関しては、一つ目で書いたのと同じです。

 

四つ目の精神的な安心感、というと少し曖昧ですが、「病は気から」というように、雨に対するネガティブな感情を持ったままスタートすれば後手に回ってしまったり、力が出せなかったりすることがあるかもしれません。もちろん無理は禁物ですし、冷静でいなければならないのですが、いつも通りのレースをするという心持ちをしやすいのは普段から雨の中でも走ってきた人の方なんじゃないかなと思っています。これは本当に精神的な問題なので、個人差は大きいということは承知しております。

 

五つ目のトレーニングスケジュールの問題、というのは読んで字の如くです。雨だからと言って毎日インドアトレーニングでは走行時間、メニューなどに弊害が出てしまいます。ZWIFTを始めてメニューはできるようになりましたが、2時間以上は知らなければいけない日など、ローラーでは厳しい(雨でも外に行く方がマシ)ので雨でも走りに行きます。というか梅雨の時期からは外で走った方が気持ち良かったです。

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逆に冬は凍結の危険や積雪、低体温症などに気をつけた服装とルートで走るのが一番です。寒い時期は大体オフシーズンであるので室内トレーニングに励むのも良いと思います。無理をしないこと、というのは通年通して意識しなければなりません。ZWIFTを通して年間レースがある状態というのも、これからの時代十分に考えられますので冬の過ごし方というのも変わってくるのでしょうか?楽しみでもあり若干の不安要素でもあります。5Gの時代になればもっとバーチャルサイクリングというのも進化して、もっとエキサイティングになるのではと、期待は大きいですね。

 

話が少し脱線してしまいましたが、ZWIFTをはじめとしたバーチャルサイクリングの台頭でインドアでもトレーニングができる機会が増えたことによって、スピードやパワーは上がってもバイクコントロールや集団走行の技術が未熟だったり、外での自転車の進ませ方とローラー代の上での自転車の漕ぎ方(パワーの出し方)に少し差があったり(少なくとも僕は実走とローラーが同じではないと考えています)するので、雨の日でも外で走っておく経験というのは大事だと思っています。少なくともプロを目指していたり、雨の日もレースに出たりするのであれば。

 

だいぶ長くなってしまいましたがいかがでしたでしょうか?これからも雨の日というのは必ずやってきますので、その時の参考にでもなればいいなぁと思います。

ではこの辺で今日は終了します。読んでいただきありがとうございました!引き続きチェック&シェアよろしくお願いいたします!SNSの方もフォローよろしくお願いします。