In bocca al lupo!

イタリア生活の思い出と日記です。

RIZAPに打ち勝つ!

こんにちは。今日8月12日でイタリアに戻ってから4週間、1ヶ月弱が過ぎました。再びイタリアでの生活のリズムも完全に取り戻し、耳も口もイタリア語に馴染んできた(と思いたい)感覚があります。日本からの行き来は大変ですが、日本でのレースにもチームで来たいですね。ちなみに、4週/15週ということで今シーズンは既に30%が終了しました。こう考えると本当今年は集中力というものを試すにはうってつけのシーズンですね(笑)。

 

さて、タイトルに書いている通り、僕は3月の帰国から7月までの間にあのRIZAPもびっくりさせるであろうほどのダイエットを敢行しました。というのも、1月、2月とベースと筋力アップのために体重を増やす指示がチームから出ていたのですが、少し食べ過ぎまして…想定を大幅に超える増量をしてしまいました。ではシーズン開始までに痩せないといけなかったわけですが、突貫工事を2月末からはじめて、コロナでレースがなくなり(正直今だから言えますが、これだけはコロナに助けられました)、余裕を持って計画的にダイエットを行うことができたわけです。

結論からいきましょう、トータルで約7kgの減量を行いました。大雑把に体重の増減を書いていくと…

(1月出国時)54kg→(2月合宿後)57.5kg→(2月末)57kg→(3月帰国時)59kg

と、パンッパンに太っていきましたね。帰国前後で乗れない時期でやけになってバカ喰いしたのがトドメでしたね。

そこから減量を開始

(4月)57.5kg→(5月)56.5kg→(6月)54kg→(7月出国時)52kg

とマイナス7kgの減量に成功しました。暑くなってくると体の水分が抜けて一気に痩せた時がありましたが、練習前と練習後に体重を測って水分量などを計算して食事などをコントロールしました。

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明らかに太ってますわな

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痩せたあと

食事は朝食から茹で卵やフルグラ、オーツ麦などでバランスをとり、昼食は練習によって調整、たくさん練習した日はあまり気にせず食べました。とは言っても脂質は少なく、タンパク質や野菜などで栄養バランスの良いもので会えるというのは前提として考えています。一番効果が大きかったなと思ったのが、炭水化物や糖質をこの昼食までの時間で全て済ましてしまい、夕食で炭水化物を摂らないというものです。7−10日に一度、チートデイを設けることでストレスなくダイエットを頑張ることができます。正直な感想を言うと、10日頑張れば一日好きなものを食べても影響は少なかったです。2日で取り返せたので、1週間単位での話をすればマイナス方向のベクトルであることは変わりません。

簡単に言えば、朝、昼まではパンやご飯はオッケー、夕食時は主食をサラダに置き換え、副菜、主菜と食べるということです。これでストレスなく確実な減量が行えました。

炭水化物抜きダイエットはリバウンドの可能性が高いと言われていますが、夕食に炭水化物を食べるのをやめるか、量を減らすだけで、昼まではまぁ大丈夫と考えれば、長期的に続くものなんじゃないかな〜と思います。その代わり、突貫工事の短期的なダイエットには向かないでしょう。そもそも、短期でのダイエットの欠点というのは、精神的なストレス、慢性的な糖質不足、カタボリック(糖質がなくなり筋肉がエネルギー源として使用されてしまうこと)、その他の栄養失調による疾患などです。体重は落ちても、筋肉が落ちたりエネルギーが足りないことで逆に弱くなっているのです。

 

長期的なダイエットができたおかげで、筋肉量は減らさず、体重のみを落とすことができたのがよかったです。やはり、運動が大事なのですが、日常生活でも食事の選択とタイミングというのは重要なファクターになるのではないかと思っています。極端な話をすれば夜中の12時に食べる牛丼と、昼の12時に食べる牛丼では、前者の方がよりギルティーで避けた方がいいのは明らかです(朝から活動を始めて夜には就寝すると言う生活リズムであれば、の話ですが)。

食事に関する本やサイトを見たり、余裕のある方は一度栄養管理士の方やその道の専門家の意見を仰いでみることも価値があるかもしれません。おそらく下手な軽量パーツを買って数グラムに数万円のお金をかけるよりもよっぽど対費用効果は高いと思います。

 

まとめとして、今回の太ってから痩せるまでの一連の流れで分かったことは

 

①苦しいのは最初の1週間

②摂取カロリーよりもどんな栄養素をどれだけ摂取したかを重視する事

③7日に一回はハメを外してもさほど影響はない

④適度なサプリメントの活用は効果大

 

と言う事です。特に②は大事ですね。脂と糖質でとった500kcalなのか、バランスの取れた食事の500kcalでは全く話が違ってきます。

もちろん年齢による差や生活環境、仕事や友人付き合いなどで外食や飲み会の多い人もいるのは承知の上です。今回は一例として書いていますので悪しからず…

 

では今日は長くなってしまいましたが、これにて終了します。引き続きチェック&シェアよろしくお願いいたします!

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