外国の話
今日はオフなので、外国のことについて長めに書きたいと思います。僕より若い方に読んでいただきたい文章となっています。
旅行、留学、仕事、はたまた夢を追い…様々な場面で海外に目を向ける事があるかと思います。そんな時に日本で出来ることを実体験を基に書いていこうと思います。
※この文章は「海外へ行け!」という目的で書いていません。日本とその他に優劣をつける意図は全くない事をご了承ください。
①場所について
海外へ行く上で最初に決めなければいけないのが国。どこへ行くのか?ということです。一概に国といっても地域によって生活も土地も全く変わってきます。そこで調べて欲しいのが目的の国の情勢(政治的、経済的状況)と、地域の規模と治安です。あまりにも政治的に外国人に厳しかったり、極端に治安の悪いところに行くと、生活が苦しいかもしれません。
②言葉について
国が決まったら習得したいのはその国の言語です。何を行うにしても言葉というのは必要不可欠になってきます。空港や都市部、観光地では概ね英語で乗り切れるので英語ができるに越したことはないでしょう。理想としては、英検準二級レベルの英語力があれば何とかなると思います。
ですが都市ではない場合、その国の母語が必ずと言っていいほど必要になってきます。日本でも基礎と発音くらいは勉強しておくと本当に良いと思います。
③生活について
日本とは食べるもの、生活リズム、etc…全てが変化します。自分が住むであろう国ですから、食べ物は大事です。自分に合いそうな国を選ぶのが吉でしょう。
あと、料理に関する知識と技術は欲しいですね。毎日外食とか無理ですし。ホームステイとか、食事付きの寮があれば問題ないですが、1人暮らしをする力を身につけるのは何かとプラスになると思います。
④ビザについて
最も大事なことです。行く前の準備としてここまで来たら、国は決まっているのでしょう。あとはビザの種類を調べ、自分に合ったビザを取得してください。EU圏内なら特別な申請はしなくても90日間は滞在できます(ただし就労(アルバイトも含む)は出来ないので要注意)。
最後にメリットとデメリット(不安要素)に関して、書いていきます。
メリット
・本場の雰囲気を味わえる
・日本では得られないものが少なからず有る
・語学能力の習得ができる
etc…
デメリット(不安要素)
・ホームシック(なる人はなる)
・思ってたのとは違った絶望感
・生活や食事、人間関係の変化による過度なストレス
etc…
細かいことも書くとメリットデメリット共にキリがありません。お金に関する問題も発生します。両親に感謝です。勉学や仕事だってストップしなければいけないかも(後日書きます)。
そしてこれだけは覚えておいて欲しいのが、「簡単には帰れない」という事です。1週間のオーストラリアへの修学旅行や、10日間のイタリアの下見では全てが輝いて見えました。でもそこで生活基盤を築くとなれば話が変わってきます。その辺りのある種の絶望との闘いだと思いました。
僕は楽しく生活できています。でも今書いたように絶望を覚えて帰ってきた人も沢山見ました。これを書いたのも、そういった人たちが少なくなれば良いなと思ったからです。
今日のイタリア語はお休みします。長文でしたがお付き合いいただきありがとうございます。